バッティング指導はなぜ難しいのか?
“バッティング指導は難しい”
これはどの指導者も口を揃えて言う言葉です
私は息子に指導していてそう思ったことは1度もありませんでした
私と息子の場合、4スタンス理論でいう“B1タイプ”で共通していた点が幸いしました
しかし他の多数の選手を教えたときにそう思いました
できる子とできない子がいるからです
自分の理想のスイングが必ずしもその選手のタイプに合うとは限りません
言い換えるとその子のタイプに合った指導ができれば伸ばすことができるとも言えます
どの指導者も自分のタイプに合う打撃フォームを得意としています
ということはたとえばA1タイプの指導者がA1タイプに教えるのは容易でも
B2タイプの選手にA1タイプの打撃フォームを教えてもその選手には合わないので
結果、B2タイプの選手は伸びません
良い指導者にめぐり合うということは
自分と同じようなタイプの指導者にめぐり合うことかもしれません
良い指導者とは、いろいろなタイプの打撃理論を勉強し、個々の資質タイプ別に伸ばせることができる指導者のことを指すのかもしれません
少年野球において(私の偏見かもしれませんが)
大体の指導法がヘッドを遅らせて・・・のウェートシフトタイプの指導法です
なぜなら指導者自体が小さいときからそれでしか指導してもらっていないからです
今後、多彩な変化球に対応しやすいトップハンドトルクタイプが主流になりつつあるので
そのメカニズムを知らない(学ぼうとしない)指導者はいつまでも
“バッティング指導は難しい”と言い続けるのではないでしょうか
タイプ別指導の利点
個々のタイプに合った指導の優位さは言うまでもありません
4スタンス理論で4タイプに分け、さらにトップハンドトルクタイプとウェートシフトタイプに分けることで
8タイプのきめ細やかな打撃指導を目指せます
あなたがチームで多数の選手を指導するなら
“4スタンス理論”と“トップハンドトルクタイプとウェートシフトタイプ”
この2つの理論を完全に理解することをオススメします
中途半端な知識で指導するとタイプに合わない選手を潰してしまう可能性がありますので
責任感をもって指導してもらいたいものです
個々のタイプに合ったきめ細かな指導ができればとんでもない打撃チームが完成するでしょう
あなたが自分の子供だけを指導する場合
タイプを特定してピンポイントに指導すれば伸ばせるでしょう